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2011年12月 4日 (日)

教室で媒介語を使うことについて

大学時代中国語を専攻していたこともあって、
わたしは日常会話ぐらいなら中国語ができます。
でも、今年の9月に入学してきた1年生の発音の授業では、中国語が話せない、中国語がわからない人としてふるまっています。

入ってきたばかりの1年生は当然ですがほとんど日本語ができません。
そこでわたしが中国語を話してしまうと、これからの意思疎通が中国語メインになってしまうのではないかと思ったからです。
2,3年生はほかの外教の先生方と接していて、日本語のコミュニケーションには慣れているのですが、
1年生が接している外教はわたしだけ。
その外教が中国語話せるとなると、あとあと他の外教の先生方に迷惑をかけてしまうのではないかとも思うのです。

それから、これはわたしの勝手な妄想にも近いのですが、
「中国語ができる日本人!すごい!」と思われたくないからという理由もあります。
これはおそらく、留学をしたときに「あ、そういうふうに言われるの嫌だな」と思ったことが根底にあるのだと思います。

というわけで、1年生の発音の授業では、まったく中国語を使いません。
その結果、どうなったかというと、1年生は英語でコミュニケーションをはかろうとしてくるようになりました。


1学期も半分過ぎた10月初旬頃、ふと、「これって変だな」と思うようになりました。
なぜ互いに不便な英語でコミュニケーションをとってるのだろう。

そもそも、学生が言いたいことがあり、中国語で何か言っている事に対してわからないふりをしたり、
私がなにか発言してその意味を理解するときに言う中国語の訳に対して、「そのとおり!」という反応を返さないというのは、
学生に対する裏切りなのではないか、と思うようになったのです。

2,3年生にはときどき中国語を使っているのです。
言いたいことがあったときに中国語で言わせ、単語単位ではなくフレーズで、できるだけ文脈に合う言い方を教えられたり、
文法の説明をするときに日本語で理解出来ないような学生には中国語で説明したりできます。

それから、1年生の発音のクラスになぜか毎回数名の聴講の学生がやってきますが、、
彼らに対してあれこれ説明するときに、中国語を使えると学生は安心して話しかけることができるのだなと思うようになりました。


発音の授業の最後にでも、中国語ができることを学生に話して、
これから困ったことがあったら、中国語でもいいですから相談してください、と言ってみようかな、と今は思っています。

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